Mart Toots

Märt Toots

博士課程3年目のMart TootsはエストニアのタリンからOISTに来ました。そこで数学統計学で学士号と修士号を取得するとともに、計算科学も多く学びました。「OISTについて知ったのは全くの偶然です」と、Martは思い返しています。「エキゾチックな場所にあり、学校の理念が他とは違います。それに日本はとてもおもしろい国です。全てが刺激的に思えて、自分を試してみようと思いました」。

現在、構造細胞生物学を学びながら、MartはOISTに来たことで自身の博士課程研究の展望がどのように変わったかを思い出しています。「同じ分野に留まりたいとは決して思っていませんでした。それよりもこれまでに修得したことを別の研究分野で応用したいと考えていました。OISTは、そうしたことを行うのに絶好の機会を提供してくれました」。Martの研究は、微結晶を用いた有機タンパク質の三次元構造のモデル化に重点を置いています。「多くのソフトウェアを開発し、統計学と数学の知識を応用する必要があります。ただしサンプルの準備や高倍率のさまざまな顕微鏡の使用など、多くの実験系研究室での実習もしなければなりません」。

博士課程の研究も3年目となり、Martは多くの文化、特に考え方の相違にふれ、これがいちばん大きな影響だったと振り返ります。「さまざまな背景を持つ多くの人々と話す機会を得て、世界観、特に研究に対する見識が広まりました」。またアウトドアも愛する者として、「沖縄は、外で身体を動かしたいと思ったときにそれを叶えてリラックスすることができる最高の場所です」と、付け足しました。

2014年秋