Kazuto Kawamura

川村 和人

博士課程2年目の川村 和人は青森生まれですが、ニューヨーク州育ちです。専攻は生物学で、神経生物学を専門としていました。OISTに来る前は東京におり、東京都医学総合研究所で技術員として働いていました。そこで実験室での作業をするようになって初めて、博士号取得に興味を持つようになりました。「何か新しいものを発見できるという点が一番良いところです。」と川村は言います。

友人と同僚からOISTのことを聞き、彼は願書を出しました。「アメリカで育ち、当時は日本で働いていたので、OISTは自分には最適だと考えました」。薦められたことで応募したわけですが、最も心を動かされたのはOISTの環境でした。「アドミッション・ワークショップに参加し、他の受験者たちに出会い、OISTが大変国際的であることを目の当たりにしました。そして本当に自分が科学に携わりたかった環境はここだと実感しました。」

彼の目下の興味の対象は神経変性疾患です。いつの日かアルツハイマー病などの疾患の予防に役立つことを願いながら、線虫を用いて、脳細胞がどのように変性していくかを研究することによって、ヒト脳細胞の類似物質を見つけようとしています。現在の研究について最も気に入っている点を尋ねると、「自分が追及したいことを追及できる研究の自由」という回答が言下に返ってきました。

2014年秋